top of page

モルテン「アマンダ」 3D除圧とお知らせ機能で在宅療養者の安心安全を実現


 モルテン(広島市、民秋清史社長)の「アマンダ」は、ベッド上での生活が中心の重度者を想定した、本人にも介助者にも優しいエアマットレス。

 

 療養上の必要性などから長時間にわたって横になっている人は、体圧によって皮膚下の血管の変形を起こし、血行が悪くなることで床ずれのリスクが高まるが、自動で体圧を「縦」「横」「傾き」の3Dで逃がすことにより、究極の除圧効果を実現した。


 ベッドの背上げ時のズレも床ずれに悪影響を与えるが、3D除圧により、こうした不快感も除去する。合わせて、背上げ途中に背上げ状態をエアマットが自動検知し、不快で苦しい背中の圧抜き動作「背抜き」をしてくれるので、本人の快適性と介助者の負担感軽減が実現できる。

 

 また、容態の急変時など異常を知らせるため、本人の「ベッド上で体を捩る」「ベッド柵を乗り越えようとする」といった動作による転倒転落や、ベッド柵への首掛け事故などの不測の事態も内蔵センサーで検知し、同居家族などが持つワイヤレス受信機にメロディーで「体動」「起上り」「離床」を通知する。

 

 エアマットレスの課題であった、ふわふわ感によって端坐位が取りにくくなり、離床機会を損失することや、介助のしにくさに対しては、マットレスの下部および両サイドに高密度・高反発系の安定支持フォームを配置することで、安定性と安全性を高めた。

 

 不快なむれに対しても、室温と同じ乾いた空気を足元側から送って寝床内の湿った空気を換気することで、寝床内の「むれ」も軽減する機能も搭載する。

 

 停電時も想定し、長時間の停電によりマイクロエアセルの空気が抜けてしまっても、フィッティング層と底着き防止層が底着きを防止する。停電復旧後には、停電前の設定に回帰するので再設定の必要もない。

 

 ポンプもエアマット内蔵式なので、ベッド周囲をすっきりさせることができ、介助者の動作もしやすい。


                       この記事はシルバー産業新聞より掲載

bottom of page